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~時間旅行で江戸時代へ~


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~時間旅行で江戸時代へ~
という番組をいつもの通りPCでネットしながらナガラ視聴した。
ナガラと言いながら結構面白くて、いつもよりしっかりみたと思う。

以前より江戸時代の人は時代劇によく出てくる定食屋では
どんなもの食べてたんだろうかとか、知っていそうで
しらない謎が多くあったけれども、この番組でいくつか解決できた。

長屋の共同トイレの排泄物は引き取りにくることは知っていたが、
便所紙から始まって、紙が徹底的にリサイクルされていたこと、
集めた紙をリサイクルするために溶かして冷やす工程に発生する
待ち時間を利用して、吉原をぶらぶらと見物することが「ひやかし」の
語源となったこととか、江戸の火消しは延焼を防ぐ破壊消化であり、
町火消しの纏いはここを壊せという目印だったとか、
知っていそうで知らないことが多くて大変面白かったね。
江戸時代のお江戸は素晴らしいリサイクル都市であったという
ことは知っていたが、前出の紙は捨てられた紙を溶かして、
複数回再生紙にして、最後は便所紙に使うとか、
家庭にでる灰や、江戸名物の火事で焼け残った木材や灰すら、
各種用途用に回収して加工して売っていたとか、
服は大抵、古着屋で買ったりレンタルしていたとか、ここまで徹底した
リサイクル社会が確立していたなんてびっくりだ。

リサイクル社会に驚いたが、その他で知らなかったのは「お歯黒」。
平安時代の女性がやっていたことは知っていたが、江戸時代まで
既婚女性はお歯黒だったなんて知らなかった。
ついでに既婚女性は眉を剃り落としていたとか。
眉なし、お歯黒、もう見た目怖いんですがw。

そして食いしん坊の自分が興味を引いたのは食事。
とにかくどんぶり飯をかき込む。「米」を大量に食べてたんだね。
おかずは目刺、豆腐、漬物程度。一人一日四合半、お茶碗11杯分
食べてたというから、まあびっくりですわ。
しかし江戸の町人たちは毎日白米を食べていたのだろうが、
地方の農民は米を食べていたのだろうか?
調べてみると稗・粟・麦等の雑穀中心の雑炊を食し、米は3-4割しか
入らないものでしたということで、江戸の町人たちに比べてやっぱり
貧しい食事をしていたんだね。

江戸の人は歯磨きもちゃんとするし、風呂にも入る。
現代の生活とそう変わらなかったみたい。
ただ電気がないから、陽が沈むと真っ暗。テレビもない。
行燈も油代が掛る。
なので20時には家族全員就寝していたらしい。

今の生活を知ってる現代人からすれば、それはそれは
退屈な生活だったかもしれないが、逆に個々の趣味や勉強に
没頭して、家族バラバラの時間を過ごす現代人に比較して、
自然と共存し、毎日三度のご飯を一緒に食べて、一緒にお風呂も入る。
随分人間らしい家族の団らんのある素敵な
生活だったとも思えるんだな。

久々にまあまあ面白い番組だったな。
腐りマスゴミもたまにはヒット飛ばすな。(笑)
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