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今の時代にBCL。


先日、RF-2200を手に入れて以降、
アンテナ分配機やら、ICF-SW-7600GRの音が貧弱なので、
抜群のCPで大人気のPC用スピーカー「R1000TCN」の黒Ver.を
運良くドスパラで購入出来、また「AIS ジャガジー デスク ロータイプ
JG-105DL」 という座卓をも購入し、受信機・スピーカを設置した。
こうしてメインがICF-SW-7600GRで、サブは30年前のラジオ、
ICF5900・RF2200・RF1150という、もちろん、30年前なら豪華絢爛な、
しかし、今の熟練先輩達に比較すれば、BCL初心者丸出しの、
貧弱で小規模である私のシャックは完成をみた。

シャック

さて短波を使った日本語放送については、多くの国はネットで
番組を配信した方が、短波を利用した番組配信よりも色々と
メリットが多い為に、日本語放送を廃止してしまい、現在海外の
日本語放送は年々縮小の一途を辿っている。
今現在、日本語放送を継続しているのは共産圏の国か、
キリスト教がらみか、東南アジアの発展途上国という状況だ。

当時、BCLがブームになったのは、当然ネットは無くて、
海外旅行も一部の金持ちに限定されていた時代にあって、
国を名前は知っているが、その国がどういう文化で
どんな景色の国なのか、どんな文化風習を持っているのか、
未知なる世界への憧れと興味から、外国から日本を目指して
飛んでくる電波をキャッチすることで、容易にリアルタイムで
様々な情報が聴覚的に得られ、まだ見ぬ世界の国々を
その聴覚的情報から脳内で想像するというクリエイティブ的な
要素が大きな魅力だった気がする。
(もちろん、QSLカードが貰えるということも大きな要素であったが、)
当時短波はまさに自分と世界を繋ぐ大切なツールであったわけだ。

しかし時代は流れ、ネットが爆発的に普及し、情報が一瞬にして
世界中を飛び交い、海の向こうの国の情報もネットを使えば、
より簡単に、より正確にインパクトを持つ視覚的な情報として
取得できるという便利な世の中になった以上、
短波を使った放送を送信する、或いは受信する意義が廃れ、
短波放送そのものが衰退してしまうのも自明の理であろう。

そんな中で今でもBCLをやってる、或いは復帰している人というのは、
ひとつは自分のような昔のアナログ機を操りながらノスタルジックな
気分に浸るタイプか、受信機、或いはアンテナを改造或いは
自作したり、太陽の黒点に影響される電波の伝播状況を
研究等したり、あらゆる努力をしてアフリカや南米の珍局や難局、
そして海賊局の発見・受信を試みる「DXハンター」タイプだと思う。

昔は良かったなぁ、ラジオ・オーストラリアにドイチェベレ、
BBC、色んな日本語局が目白押しで、特に20時からどの局を
聴くか悩んだなぁ。なんて感慨深く思いながら、SW7600GRなら
プッシュボタンを押すだけで即受信できるところを、ICF5900や
RF2200でマーカーを使ってのアナログ読みを楽しんでいる自分は、
間違いなく「BCL郷愁派」なんだよなぁ。
いや、30年前のBCLラジオに激しく興味をそそられる自分は、
BCL郷愁派ではなく、BCLラジオ郷愁派と呼ぶのが
正解なのかもしれないね。

スピードと利便性のみを追求し、プロセスが高速化し答えがすぐに
出てしまう面白みのない世の中になってしまった中で、
敢えて不便性を楽しみ、達成までのプロセスを楽しみたいという心境は、
今のスピード社会に対して、本当にこれでいいの?という、
ぼんやりした拒否感が、昔のスローな時代を懐かしむ行為に
走らせているのかもしれない。
これは自分の趣味のBCLに限ったことではなく、昔の生活スタイルに
憧れて敢えて昔の物を使うとか、昔の動作を楽しむとか、
田舎での生活に憧れる人が増えている等の事実は、多くの人が
一部の人に操られて加速する社会に対して、ブレーキを掛けたい
心境になっている査証と捉えると納得できるものなのかもしれないね。

みんな本当はそれほど便利で速くなくてもいいんだよな。
人間らしくのんびり生きたいんだね。
俺たちは機械じゃないんだから。
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