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終焉の楽園 - チボリ公園

今年の12月31日の大晦日に閉園予定の
チボリ公園に昨日、妻と二人で出掛けてみたんだ。
入園してみると、閉園ということで多くの人が居た。
俺はチボリ公園には今回で多分3度目になるけれど、
これほどの人で賑わうチボリは初めてだ。

ジェット・コースターに乗ったり、3Dシアターに入ってみたり
したけれど、どれも小粒であまり満足感は得られなかった。
入園しても3時間もいれば十分だし飽きてしまう。
しかも入園料+乗物代で@3,500円では、どう考えても
割高感はぬぐえない。
これがチボリがリピーターを獲得できず、経営難に陥った
最大の原因だろうな。
俺も付き合いで過去2回入園したが、自発的に一度たりとも
行こうと思う気持ちが沸いたことはない。

スタッフの半数は閉園後の就職は決まっていないらしいが、
誰しもが笑顔を絶やさず頑張っていた。
ただ、お土産を売っているお店のスタッフが、回りに客がいるにも
関わらず、二人で大きな声でおしゃべりをしていたのだが、
お土産品も50%オフなどと叩き売りの状態であり、勘案するに
モラルの低いスタッフについては、すでに士気が
緩んでしまっているのかもしれない。

チボリ公園については開園前から、公務員が主導して
箱物を造って経営しても、日本国中、赤字になった結果がいくつも
枚挙されるので反対という声も多く、岡山市はとうとう岡山市内に
チボリ公園を造ることを県に許さず、結局倉敷に落ち着いた経緯が
あったのだが、結局、岡山市の判断が正しかったと
結論付けられる結果になった。
チボリ公園を推進してきた岡山県が、チボリ公園を立て直そうと
していた経営陣に対する態度は、非常に露骨に冷たいものであり、
いくつかの再建案も、土地所有者クラボウとの契約に違反するとして、
にべもなく一蹴し、自らクラボウと交渉する態度すら見せず、
結果、一気に清算への道へ傾いてしまった。
この岡山県の2階に登らせておいて梯子を外すような態度に、
多くの県民は失望と冷笑を禁じえなかったのは間違いない。

チボリ公園の現社長とスタッフは、この傾いた組織を
なんとか支えようと踏ん張ってきたが、ついに力尽きてしまった。
しかし彼らは12/31の最後の日まで、笑顔を絶やさず頑張っていく
決意を固めている様子だが、それがいかにも健気で
可哀想になってくる。
彼らも結局、お役所の税金の無駄遣いの為に犠牲になったと
言えなくも無い。

チボリ公園が閉園後、遊具施設だけは解体し、
売却が決まっているらしいが、後の建物や公園がどういう形で
残るのかは、未だ定かではないらしい。
来年から、倉敷駅の北口の広大な敷地に、お役所の愚行の確固たる
証拠として、施設の残骸が空しく寒空に晒されることになるだろう。
しかし、その責任を明確に取る役人は誰もいない。
民間から県が招聘してきた社長に詰腹を切らせて終わり。
チボリ問題の帰着は、良い結末にせよ、悪い結末にせよ、
まるで煮え切らない、後味の悪い3流映画を観た様な気持ちがする。
こっちがそうなんだから、役者さんは相当、そういう気持ちを
持っていることだろうよ。
スタッフに対しては、ただ、本当にお疲れ様でしたと言いたい。
そして、もはや土台が腐れ切っていたのにも関わらず、
岡山の観光地としての虚名を支え続けたことに対して、
敬意の意を表したいと思います。
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