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レッド・クリフを観た。

俺はかなりの三国志フリークと言っても過言ではない。
三国志に関する書籍は相当数を読破している。
そんな俺が今回のこの映画を見逃すはずはない。
それでは、ちょっと感想を述べてみる。

まず、この映画を三国志と解釈してみてはいけない。
呉に劉備・関羽・張飛・趙雲が勢ぞろい。
実際は孔明独り呉に赴いており、後の人間は江夏の地で、
戦いの成り行きを見守っていただけだ。
また中村獅童演じる甘寧(字を興覇)をモデルにした、
甘興という架空の人物も登場する。
など、その他にも色々と矛盾はあるが、そういうことには
目を瞑って、あくまでも壮大なスケールで描かれる
アクションと人間ドラマを織り交ぜた映画として
楽しまなければならない。

まず、見所アクションシーンから。

冒頭、怒涛の如く南下を始めた曹操軍に追い回される
シーンから始まる。
百万の大軍の中を後嗣「阿斗」を抱えて突破する趙雲の活躍が
まず見ものだ。
三国志演義(以下演義と略す)では、劉の元に援軍の
依頼へ行って、軍を離れていたはずの関羽も、曹操軍を
食い止める殿(しんがり)として登場。
捕虜になりかけるが、囲みを破って突破、曹操も追撃を控えさすと
いうシーンが挿入される。おそらく、赤壁の戦い後、華容道を落ちる
曹操を孔明の命により待ち受けていた関羽が、以前曹操から
受けた恩を返すために見逃す場面を説明する為に、挿入した
シーンなのかもしれない。
残念なのは張飛、一世一代の有名シーン、長坂橋の上に独り踏ん張り、
曹操軍の追撃を食い止めた場面がなかったことだ。
移動スピードが遅い人民を見捨てて、逃走すべきという孔明を
劉備はどうしても人民を見捨てられずに受け入れを拒否、
結果、劉備軍はひたすら破れに破れ、多大な損害を蒙ることになる。
映画では少数の兵士たちに大軍がなぶり殺しにするシーンもあり、
戦争の悲惨さを見せている。

続いては、赤壁の前哨戦として水軍と並行して騎兵奇襲部隊を
八卦の陣に誘い込んで壊滅させるシーン。
後半のクライマックスシーンだ。
ここでは、兵士の盾の壁の中に追い込まれた曹操軍にトドメを
刺すために、盾が開いて、劉備軍の勇将が独り独り現れてくる。
特に、盾が開いて、20キロの言われる青竜堰月刀を引っさげた
美髭候・関羽が登場したシーンは、観た瞬間にゾクゾクした。
圧倒的な武力を見せ付けて、敵を抹殺してしまうが、
関・張は兵1万に匹敵すると評された言葉をよく表現していた。

さて、この映画では二人の女性が登場する。
曹操が我が物にしようと狙っている、絶世の美女・周瑜の妻の「小喬」。
男勝りで血が騒いで仕方がないのに、女性であるが故に、
活躍の場がなく悶々としている孫権の妹、お転婆娘の「孫尚香」だ。
小喬の、夫に寄り添い想う強い心と、男に負けまいとする孫尚香の
男性に張り合う心の、剛柔二通りの女性をうまく対比させて、
二人の女性がそれぞれのやり方で、どう赤壁の戦いを戦い抜くのかが、
今後の見物だ。

全体的に戦闘シーンが素晴らしいが、登場人物が曹操軍以外は、
全員良い人過ぎ。
まぁそこがストーリーを単純たらしめて、娯楽アクション三国志たる
この映画を深く考えずに楽しめる要因なのだろう。
まぁ、三国志好きの方でなくても、十分に楽しめます。
この映画の迫力を堪能したかったら、是非劇場で観てください。
私もそうすることをお勧めします。
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