FC2ブログ

BCLラジオ

最近、BCL関係の情報を集めている。
今日はBCL用のラジオについて述べてみる。

BCLラジオの変遷は、スカイセンサー5800やら、
クーガ115などの全くのアナログ式(文字通り手探り選局)→
スカイセンサー5900・クーガ2200などのアナログ式ながら
マーカーを用いて、10Khz程度までダイヤル式目盛で
読み取れるタイプ→プロシード2800,2600のような周波数が
デジタルで表示されるタイプ→ICF2001,2001Dの
プッシュホンのように周波数をテンキーで入力するタイプ
ということになる。
便利になる分だけ、受信が難しいとされた放送をキャッチした時の
喜びと充実感は反比例していった気がする。
俺はスカイセンサー5800と5900,ICF2001(Voice of Japan)を
所有していたが、ICF2001でBCLをやった記憶はあまりない。
情報誌を読んで周波数を知ったら、その周波数をテンキーに
入力するだけという作業は、あまりにお手軽過ぎで、
最初は嬉しかったが、しばらくすると興味が失せてしまった。
狙った放送局が受信できないのは、正しく周波数を合わせて
いないのか、電波状態が悪いのか、様々な可能性を探りながら、
必死に受信しようとあれこれ考え、やってみるところに、
BCLの楽しみがあったのに、その困難な楽しみを取り去ってしまっては、
興醒めもいいところだったというわけだ。
たぶん、世の中の人たちもBCLから離れていった要因の一つが
これではないかと推察する。

最近、BCLの神様と呼ばれた山田氏がご逝去されてから、
皮肉なことに、BCLをまたやってみようという人が増えている。
となるとまずラジオを調達する必要がある。
通信機型の高額なものは別として、多くのメーカーが
BCL用に適したラジオの製作はやっておらず、唯一SONY の
ICF-SW7600GRという機種が性能的にもお勧めだと思う。
特に同期検波という回路の恩恵は計り知れないものがあるだろう。
このラジオは素晴らしいのだが、難点が2つある。
一つはアナログ式のようなダイヤルチューニングがないこと、
そしてもう一つはSメーターがないことだ。
そういう意味ではICF2001Dという今では生産中止になったラジオが、
これらの条件を備えていたので、永遠の名機と言う人も多いが、
7600GRの方が中・短波域での感度が良いという意見が複数あるから、
やはりこのSony ICF-SW7600GRをお勧めしたい。
あまり経費を掛けたくない人には、中国製の短波ラジオという
選択もある。7600GRには及ばないが、同期検波回路を搭載している
テンキー入力タイプのラジオもある。

が、昔のBCLスタイルを楽しみたい復帰組は、現在の最先端のラジオより、
昔持っていた、憧れていたアナログ式のラジオを求める人が多くいる。
往年の名機といわれるスカイセンサー5900やらクーガ2200が、
最近、オークションで結構な値をつけているのはその証拠だろう。
問題はきちんと動くかどうかで、30年前のラジオだから、
現物を確認できないオークションは博打以外の何者でもなく、
綺麗だとか、完動と言っても、主観の問題で片付けられることもあり、
また修理、整備済みと謳っていても、プロの人が中身を見たら、
中途半端なことをして、余計悪くしているケースも珍しくないそうだ。

俺は幸運なことに手元にスカイセンサー5900があった。
以前、ブログに書いたとおり、BCLジョッキーで当選して頂いたものだ。
経年劣化とアンテナが飛び出さなくなっていたので、
先日、ラジオの修理では神様のような「ラジオ工房」さんに
修理をお願いして戻ってきたばかりだ。
壊れやすいトランジスタも交換して頂いて感謝感激。
俺の5900は5900の中でも大変珍しい初期ロット機らしい。
アナログ機はいい。操作している実感があるから。
これからも大事にしてメンテしながら、この先ずっと使っていきたい。

数秒で情報が世界を駆け巡る現代のネット社会で、
あえてアナログの不便さを楽しむんだ。
もちろん受信報告書は手書きで書くさ。
これが今時のBCLの楽しみ方なんじゃないかな。
スポンサーサイト



comment

Secret

プロフィール

ウクレレやってます。

kazu

Author:kazu
過疎ブログです。気が向いたら更新!

ホームページ

MY Ukulele紹介、 Ukuleleビルダーリンク集もあります。

カテゴリ

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

最新トラックバック

ウクレレお勧め商品

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード