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「結婚できない男」

ドラマに夢中なんです。

毎週火曜日は「結婚できない男」というドラマを見ることに決めている。

主人公桑野伸介は偏屈な性格ゆえに何度も彼女に去られた結果、
恋愛も結婚も必要ないと思うようになってしまい、
持ち前の論理性で、恋愛や結婚の無意味さについて理論武装し、
その主張を繰り返すが、心の奥底では寂しさを感じている。

1人焼肉、1人手巻き寿司、1人ビアガーデンなど違和感なく1人で
食事を楽しみ、毎日欠かさずコンビニに寄って豆乳を買い、
レンタルビデオ屋(彼は映画オタクらしい。)で変なB級映画を借りてしまう。
夜は豆乳を傍らに置いて、オーケストラを聴きながら指揮の真似をしている。
部屋には絶対誰も招き入れず、訪問者に対しても玄関ドア越しにしか話さない。
1人で人生ゲームをして、
「必ず結婚しなければならないのがこのゲームの欠点だな」とつぶやく。。

こんな寂しい主人公を演じるのは阿部寛氏。
彼独特の間と雰囲気、話し方で見事に演じ切っている。
安倍氏自身も自分で「ハマリ役」と言っているが
俺もたぶん彼以外にこの役はできないだろうと思う。

こんな男が女医の早坂夏美(夏川結衣)という女性と知り合ったことから、
主人公伸介の心境が変化し始める。

ドラマの中で起こる様々な事件を通して、伸介の心の奥にある本人自身も
心の奥深くに仕舞い込んでしまった他人への優しさを
夏美はなぜか理解できてしまい、
伸介の皮肉にも淡々と応じて、それが伸介には逆に新鮮に感じる。
伸介は夏美の依頼には皮肉や文句を言いながらなぜか拒否できない。
夏美も自分が桑野が好きな自分に気付いているが、それが素直に言えない。
ドラマの設定はざっとこんな感じだ。

俺はとにかくこのドラマは面白い。久々にハマッた。
聞けば俺同様にハマッている男性が多いらしい。

俺がハマった理由は、1つは主人公桑野の考え方。
女性に対して結婚に対して、こうあるべき、こうするべきという
世間の様々な通念に対してアンチテーゼを提示してみせ、
それがかなり潔いと感じてしまう点に尽きる。
そしてその潔さとは『1人で生きていくことを意に介さない」という
ある種の恐怖感を併せ持つものである為、とうていある程度の
年齢になった男性陣には真似のできる種類のものでない。

そしてもう1つは「こだわり」。
主人公桑野は自分の生活スタイルに対する「こだわり」に対して
決して妥協を許さず、徹底的に実践している男なのである。
そしてまた、この徹底ぶりが見ている側からすれば滑稽なのであるが、
本人は大真面目であるところがポイントなのだ。

人生とはある意味妥協の連続で、ここまで自分の意思を貫いてくれる主人公を
横目で見ながら馬鹿だなとか滑稽とか評してはいるが、
実は本当はそうでありたいと心の隅でちょっと思っていた自分に
多くの人が気付いてしまっているに違いない。
だからこそ、「ああ、俺と似てる」という共感を呼び、このドラマが
以外に男性に多く支持されている所以があるのであろう。

主人公の伸介は変人と言われているが、実は優しい面も持っている。
夏美はこの隠された優しさをふとしたことから垣間見て、
桑野の心の優しさと寂しさを感じ取ってしまう。
そんな伸介を夏美は知らずのうちに好意を持ってしまうが、
実は夏美も伸介同様、自分の心を素直に表現することがとても苦手な人間で、
いわば同類項であったわけだ。同類項であるが故に伸介の気持ちが理解できた。

来週はいよいよ最終回。
似た者同士の2人がうまく自分の心に素直に従って気持ちを表現できるかどうか、
そしてどう表現するのか、そのあたりが見どころになるだろう。

しかし、この2人が例え結婚しても、そこから本当の人生の大変さを
味わうことになるだろうね。
結婚は自分のこだわりを切り捨てることから始まると思うから。

まぁ、こんな心配を俺がする必要はなかったな。
ドラマなんだよ、ドラマ。

俺ってばハマリ過ぎなんだよ。。


abe

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