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山陰の旅

先週の連休初日、妻とぶらっと山陰へ行ってきた。
最大の目的は足立美術館だ。
取引先の社長(といっても俺よりかなり年下だが)に
2名分の無料招待券をもらったので、行ってみようと思ったんだ。

足立美術館は見事な枯山水庭の名園と数多くの横山大観の作品を
所蔵しており、そのほかにも北大路魯山人の焼き物なども豊富に持つ、
大変素晴らしい美術館だ。
前述の通り俺たちは無料で入館したが、普通に入ると一人2,200円。
しかし、この入館料に十分値する美術館だと断言できる。

朝10時ごろより家を出て、島根県の安来市にあるこの美術館に
着いたのは大体お昼過ぎ。
妻が作ってくれたお弁当を広い美術館の駐車場で、車内からまわりの山々の
紅葉を見物しながら食べて後、いよいよ美術館へ入館。

横山大観の墨絵の濃淡で遠近感を演出した絵画やら、富士山やら、
またその他の高名な画家たちの近代絵画はとても素晴らしいもので、
1つ1つの作品をじっくり堪能しながら館内を巡る。
外は枯山水の見事な庭園で、紅葉が美しくまさしく絶景だ。
みんな一生懸命に写真を撮っている。
俺は、庭園内の小さな日本家屋の床の間の壁を縦長方形にくり貫き、
そこにガラスがはめ込み、外の枯山水の庭園の美しい景色を
あたかも一幅の掛け軸か絵のように見せかけている建築技法に
感嘆してしまった。

丁度、館内で14:00から横山大観の絵の説明会を館員がしてくれた。
1つ1つの絵がにはそれぞれ意味があって、その絵が描かれた当時の、
時代背景のことなどにも言及していたが、絵とはその時の時代やら
作者の心情やら、色んな思いが込められているんだなと改めて認識したし、
絵やら陶芸やら美術品を見に行くときは、そういうことを事前に少し勉強して
行った方が、1つ1つの作品をもっと色んな意味で堪能できるものなのだと感じた。
庭園の見事さ、所蔵品の質の高さ、この美術館に来て、
俺はとても楽しいと感じることができ、あっという間に時間が過ぎた。

やがて美術館を出た俺たちは次は境港へ行ってみることにした。
ここは市場直売の大変新鮮な魚介類が安価(?)で買える場外市場がある。
まぁ築地と一緒みたいなもんだ。
で、ここに行こうとしたんたが、なぜか迷ってしまった。
場所は境大橋のたもとにあるので簡単なはずなのに。。
ウロウロするのは時間が勿体ないのでとりあえず後回しにして、
釣りにハマっていた頃によく行った七類港へ行ってみることにした。
ここは後醍醐天皇が流された隠岐島へのフェリーが出ているが、
普段はとても静かな小さな漁港だ。
寂しげな港をしばらく眺めて記念撮影して、今度はとても水が綺麗な
北浦海水浴場へと足を伸ばしてみた。
ここは子供の頃に海水浴に来た場所だ。そして数年前まで社員たちと
ここの民宿で泊りがけで忘年会をしていたので、久々に行ってみたかったんだ。
七類港同様にとても静寂で、ひと気が無い。
ちょっと、たそがれた気分を味わった後、境港の市場へ取って返した。
時間はもう16:30頃。そろそろ暗くなり始めていた。
今度はスッと市場へ到着。しかしもうほとんどのお店が閉店開始中。
この時期だと、どのお店も蟹・蟹・蟹だろうな。
松葉ガニだと最低1杯、2,000円~程度はするだろう。
まぁ今度また来てみようというところで、そろそろお腹も空いてきた。

山陰といったら海の幸を堪能しなきゃってことで、
以前、釣りをしていた時に利用したことがある人気の民宿が
食堂もやっていたのを思い出し、そこに行くことにした。
17:00前だがすでにもう何人も並んでいる。
列に加わり待つこと15分。やがてお店が開店したので入店。
ここは宿の客に出す料理をそのまま食堂で大きな盆に載せて出してくる。
このお盆が80cmx60cmぐらいはあるだろう、とても巨大なものだ。
このお盆に宴会用の料理を載せて、お盆に載りきらないご飯と
蟹の足先が入った味噌汁が別に運ばれてきて、こんなすごい量で
定食というんだから驚かされる。
料理の内容は刺身や天麩羅、紅ずわい蟹一杯、松葉ガニ半身、
その他自家製のイカの塩辛だの、茶碗蒸しだの、その他もろもろ。

早速食べ始める。刺身だって、透明感がある蛸だの(新鮮な証拠)、
サザエだの、甘エビだの、まぁ、とにかくすごい、そして旨い、とにかく旨い。
なにより蟹の旨いこと!もう夫婦の会話なんかしてる場合じゃない。
昨日のブログで書いた不愉快な店とは違った意味で会話がない。(笑)
これだけの量と質で、1人2,500円程度。
えっ、どこのお店かって?
それはここでは言えないなぁ、ミシュランで3つ星いただいたお店が予約すら
取れない状況になってしまったらしいから、そんなになったら困るからね。
というのは冗談だが、まぁリアルで私をご存知の方には、聞かれたら
直接教えますよ、あくまで聞かれたらね。

さて、日本海の海の幸を堪能した俺たちはご機嫌で帰途についた。
岡山県と鳥取県の県境にある明地峠に差し掛かったとき、
真っ暗な中にポツンと一台、パトカーが止まっている。
なにやら峠で事故か落石かあったみたいで、迂回するように言われた。
知らない道をしばらく走り、かなり不安だったがやっと知った道に出てきた。
迂回というレベルじゃなく、これはかなりの遠回りと言った方が正解だ。
しかし、なんとか家にたどり着き、とりあえずコーヒーを飲んで落ち着いた。
そして今日を振り返って、大変充実した素晴らしい1日だったねと、
妻としみじみ語ったんだ。
あまり金も使わなかったし、なかなかいい日帰り旅行だった。
こういった心もお腹も満たされる旅行がいつも出来たらいいよな。
また、どっか行こっと。
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