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ハケンの品格にハマったんだ。

haken


最近、妻がハマって見ていたハケンの品格というドラマを
付き合って見てたら、今更ながら俺もハマってしまった。
篠原涼子演じるスーパー派遣「大前晴子」は、以前ずっと働きたい気持ちが
あったのに、会社の都合で突然解雇されるという悲哀を味わって以来、
彼女はあらゆる資格を手にし正社員以上の働きを必ずしてみせ、
その企業に契約を延長して欲しいとどんなに懇願されても、
当初契約の3ヶ月で辞めるという形に必ず持って行く。
それは過去の企業の自分への冷遇に対する彼女なりの復讐で
あることは間違いない。
そして二度とあのつらい想いはしたくない為に、ひとつの企業と、
そこの社員に対し、愛着の情を持つことを自ら戒めているのだろう。

彼女の心境は複雑だ。派遣社員に対する企業の理不尽さを
知り尽くしており、正社員になろうと思えばその機会はいくらでもあったのに
派遣に甘んじているのは、企業の都合で突然リストラされたり、
飛ばされたりしても歯を食いしばってがんばらねばならない正社員の
立場も究極的には派遣と一緒と感じているからであろう。
彼女は企業の都合で振り回される羽目を二度と味わいたくない。
契約を切るのは企業の都合ではなく自分の意志でありたいのだ。

このドラマはもちろん、ヒューマンドラマで心の触れ合いにホロッとくるものが
あるけれど、(ドラマの最後の方に被って流れてくる中島美嘉の主題歌、
「見えない星」 がまたいいんだよな。)
構造改革に伴う痛みを本来企業が会社として背負うべきであったのに、
結局、経営者たちはその痛みを社員や関係者にリストラという形で押し付け、
人件費の削除で利益を出すという最も安直な方法で逃げてしまい、
結果、アウトソーシングと称してハケンなる格差社会の温床となる制度を
増進してしまった現代に、大前晴子という架空の一派遣社員の心の複雑さを
演出することで、警鐘を鳴らしたものだと思ったな。
企業の論理の前では泣くのはいつも社員や派遣など弱い立場の人間なんだよな。

そんな冷たい企業の論理の中で、それでも人は働いて生きていかねばならない。
なぜこんな寂しい時代になってしまったのかなぁと、ちょっと考え込んでしまった。
人はもっと人に優しくできるはずなのにな。。
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