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裁判員制度説明会

先日、裁判員制度の説明会へ参加してきた。
内容はまず、とある中間管理職の男性が裁判員に登録されたと
封書が届くところから始まる60分程度の映画、
その後、現役の裁判官による説明、最後に質疑応答という構成だった。

映画は主人公に村上弘明氏を起用し、その他長門裕之氏など、
結構いい俳優陣を使っている、なかなか見どころのある映画だった。
この映画の中で、裁判員に登録され、最終的に裁判員として
選出された主人公以下6名は、度重なる失敗を社長に叱責された挙句
解雇を言い渡され、同僚5人が入居している社宅アパートに火をつけて、
怖くなって逃げたが、後、反省して自首。
火事の方は幸い大家の社長が早期に出火を発見し、
けが人は出なかったものの、アパート2階の半分が焼失したという事件を
審議することになる。

審議の過程で、裁判員たちは実際に法廷に出廷し、
直接犯人と体面することになる。
犯人の妻が夫は毎年出稼ぎに出て自分達の生活を支えてくれていたこと、
悪い人じゃないし、夫が刑務所に入ったら一家は路頭に迷ってしまう等、
涙ながらに訴え、本人も取り返しのつかないことをしたと
全面的に罪を認め反省していた様子をみて、
まず有罪であることは、全員一致したが、さてどういう処罰を課すかという
段階になった時、映画の中の裁判員の女性たちは、本人も反省しているし、
妻や子供も可哀想だから執行猶予をつけるという意見に傾き、
長門裕之氏演じる頑固な老人は、放火は大罪だから執行猶予は
いらないと強弁し、意見は二分する。
最終的に、当初あまり態度を鮮明にしなかった主人公が、
放火する前は自暴自棄になったのは理解できるが、火をつけた後、
なぜ逃げたかが気になった。その答えは同僚が死ぬかもしれないと
気がついていたからに相違なく、その事実は決して看過してはならず、
犯人が真の意味で罪を償い再生を誓うなら実刑に処すべきと開陳する。

最終的に主人公の意見に全員が賛成し実刑が確定するという内容で
あったが、このドラマはとても面白かったし、裁判員制度の問題点を
知ってか知らずかよく浮き彫りにしていると俺は思ったな。

どういう問題があるのかというと、今回のように犯人がとても
可哀想に思えた時に、情にほだされたり、人を裁くという重責に
本来の罪より軽い処罰に傾いてしまう判決が頻発してしまうのでは
ないかということ。
事実、模擬裁判を日本各地で実施しているが、結果は裁判官が
考える処罰よりも軽いものになったという事例が多かったそうだ。
このドラマでも主人公のような冷静に物事を考え、それを理論的に
他人に説明できるスキルを持った人がいたから、
なんとかまともな判決に至ったわけだが、逆に彼のような人間が
メンバーにいなければ、執行猶予がついたかもしれないことは
容易に想像がつく。

忘れてはならないのは、被害者はどうなるんだということを
常に念頭に置いておかないと、法廷には犯人は直接裁判員たちに
泣く、謝る、などの行為で情に訴えることができるけれども、
例えば殺人事件の場合、被害者はどれだけ恐怖を感じ、
死を無理強いされた無念さを訴えることはできない。
まさに死人に口無しなんだいうことを忘れてはならない。
今巷で問題になっている山口母子殺人事件のように、
犯人の殺すつもりはなかっただの、数々の死者を冒涜するような
発言に対し、殺された母子は何一つそうじゃないと反論できないんだ。

裁判員になることは一生に一度あるかないかぐらいの確率かもしれない。
しかし、この制度が実施され、裁判員に選出されたとき、
犯人の情状酌量を狙った態度など目もくれず、粛々と事実のみで判断し、
決して加害者が得(?)をするような判断をしないように、
心を強く持たなくてはいけないと感じたな。
特に近年、殺された被害者の人権より、加害者の人権がとうのこうの
言ってるバカ弁護士が増えているから、余計そう思う。

もし山口母子殺人事件が裁判員制度で審議されることになり、
俺が担当裁判員だったら、まぁ、犯人のバカは異例の車裂きの刑等の
公開処刑が妥当だと発言すると思うな。
当然、この意見は通ることはないんだろうけれども、
気持ちはみんな一緒だろうから、心の内では賛意は得られると思うけどね。
車裂きの刑ではないにせよ、当然、結論は「死刑」になるだろうな。
これは10秒程度で全員一致で決まるんじゃないか。
そういう意味では早く導入してくれないかな。
国民意識と乖離した裁判を蚊帳の外でイライラしながら見守っているより、
直接裁判に関われるチャンスがあるからいいじゃないか、この制度は。
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