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タワレコが倒産した件でちょっと思ったこと。

俺が思うにアーティストは自分のアルバムに色々と思いを込めて
曲の構成を考えながら作成するんだと思うけれど、
気に入った曲だけ手に入ればいいという若い人が増えているらしい。
そうすれば安くすむしね。

そういうニーズを満たしたのがレンタルやダウンロードなどで音楽を
売るという手法であったわけで、それらにCD販売は敗北したんだろう。
CDはかさばるから嫌だっていう人も多いと聞いた。

アーティストたちがテーマとして取り入れたキーワードを思い浮かべ、
全ての曲をじっくり楽しむという聴き方ではなくなってきた。
レーベルだってアーティストは色々とデザインを工夫する。
まさにその時そのアーティストが感じていた伝えたかったことを
集大成したのがアルバムであるのにだ。

しかし今の状況は将来的にアルバムの曲作りや構成などに対して
考え方を変えなくてはならないことを意味するのではないだろうか。
好きな曲だけをつまみ食いされるのだから、アルバム全体で
ひとつのテーマを伝えたいという思いはもう通じないのは明白なのだ。

なんだか、ちょっとそれが残念な気がするんだよね。
俺がまだ中学生の頃、オフ・コースが好きだったんだ。
アルバムのひとつに「We Are」がある。
俺はこのアルバムを聞くとアルバム全体からなんだか鬼気迫るような
印象をうけたんだよね。曲のひとつひとつに強く想いが篭ってるみたいな感じ。
ところが、その次のアルバム「over」や「I LOVE YOU」は
なんだか全体的に平和的なとても居心地のいい空間をイメージさせる
アルバムの雰囲気なんだ。

「We Are」を作っている時、小田さんはメンバーと毎日喧嘩ごしだったという。
俺の伝えたい感じはこうなんだ、だから音の出し方がそれではイメージが
違うだの、何故理解できないんだ、その曲はここにもってこなきゃ
いけないんだ、なぜなら・・ みたいな感じ。
このアルバムは小田さんのその強い想いが籠められたものだったわけ。
ところが次のアルバムから小田さんは意識を変えたと言った。
メンバーの感じ方や想いも大切にしたい。
俺たちはみんなでオフ・コースなんだからと。
みんなで、みんなの想いを一つのアルバムに織り込んでいこうよ。
そういう雰囲気が本当にアルバムに反映されていたんだ。
それは受けての俺にも確かに伝わってきた。

しかし結局、その後オフコースは解散の道を辿っていくけど、
そのきっかけはやはり「We Are」にあったんだと俺は思う。

今現在俺は若い人がどういう音楽の聴き方をしているか良く知らない。
でもそれぞれのアーティストのアルバムをつまみ食いでなく
全体で楽しむというか聞き込むということも忘れないで欲しいんだ。

感受性豊かな10代の頃、確かに俺はいろんなアルバムから
いろんな想いを受取ったよ。
その時受取った様々な感動は今も忘れちゃいない俺の心の宝物なんだ。


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