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クマラエウクレレ


久々にウクレレ市場をチェックしてみた。
数年前に比較して少しは様変わりしている。

特に自分が目を引いたのは「KUMALAE-Ukulele」

えっ、クマラエウクレレ!?

もう敢えてここで私が説明する必要がないと思うけど、
なにしろ創業は1911年。ウクレレファンなら誰しもが知る、
ウクレレ工房の元祖的なメーカーで、ウクレレを世界に
広めた伝説のブランド。

現在は歴史の中に埋もれて消失したブランドだが、
それが忽然と市場に出ていたからびっくり。
調べてみるとディバイザーという会社が販売していた。
ディバイザーは長野県松本市のギターメーカーだ。
以前、このブログでもロコ・ウクレレという
マーチンレプリカのウクレレの件で登場している。

さてこのクマラエ・ウクレレ・レプリカ。
敢えて僕はこう呼ぶ。
実物は見たことないが、ヘッドのデカールは
本家クマラエと全く同じモノを使用している。

kumalaedecal
左 本家 右 レプリカ

同社のHPを見ると、クマラエウクレレの歴史について
記述してあるが、なぜ同社がクマラエウクレレの名前を
使用し、デカールもそのまま流用することになったのか、
その点については触れていない。
勝手に本家をパクって復活させたのだろうか。。
もしそうなら許されるの、こんなこと???

なんだか、神聖なものを侵された気分でしっくりこない。
そもそも世界に名の知れた名門「クマラエ」の名前を
冠する楽器を再び世に出すに足るウクレレメーカーとして、
周知されているのだろうか??
例えば、カマカ社がハワイ産ウクレレの元祖クマラエに
敬意を込めて、クマラエの名前を冠したウクレレを
復活販売しますというなら、少しは納得できるのだが。

楽器の造りの善し悪しは別として、こういうパクリ的な
製品を販売せずに、自社ブランドで頑張れないのかと思うし、
ウクレレの元祖、ヌネス、クマラエ、とりあえずこの
2つの名前だけは、ウクレレの歴史の最初のページに
収まる名前として触れずにそっとしておくべきだと
僕は思ったんだよね。
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Ceniza(セニーザ)に恋して  最終章


自分はセニーザ(CenizaT&K)というウクレレが大好きだ。
ウクレレを始めた時はハワイで買ったラニカイLU21を
使っていた。
1年ほど経った後、ラニカイは12フレットまでしか
無かったし、もう少し本格的なウクレレが欲しくなった。

しかし、カマカ、コアロハ等、皆が知ってる、持ってる
ウクレレではなくて、知る人ぞ知るみたいなウクレレが
ないか、ネットで色々と調べた上で購入したのが、
セニーザのソプラノ・ロングネックであった。
セニーザが到着し、初めてポロロンと弾いた時、
その音色の美しさに僕と妻は思わず同時に声を
あげたことは忘れない。

その後、色んなウクレレに興味を抱いて、色々な
ウクレレを手に入れたが、しかし結局、いざ手にとって
弾くとなると、セニーザに落ち着いてしまう。

セニーザ・ウクレレは、押さえ易くて弾きやすい、
そして澄み切った綺麗な音、トータル的に大変
バランスの良いウクレレだと思う。
とくに夫婦お二人のみでコツコツと製作されていることを
知って、ウクレレに温かみが感じられ益々好きになった。

そのうち、セニーザ・ウクレレにもカスタム・ウクレレが
あることを知り、とくにウクレレショップREOさんのHPに
画像が載っていたセニーザの5弦ウクレレの美しさに
惚れ込んでしまい、それは自分の中で、将来絶対に
手に入れたい、夢のウクレレとなった。

さて先日、こんな過疎ブログにコメントしてくれた方が
いらっしゃって、その方が「セニーザ5弦」が
オークションに出ていると教えてくださった。
早速、チェックしてみると確かに出品されている。

一目見てすぐに分かった。
以前ウクレレショップ・REOさんのHPに掲載されていた
個体に間違いなかった。
そう、私のブログで何度も憧れの5弦として、私のこの
ブログにその画像が登場している、まさにそのセニーザの
5弦ウクレレが、オークションに出ているじゃないか!

しかしタイミングが悪過ぎる。
バレイメイドの5弦を手に入れたばかりなのに、
ほとんど時を経ずして、大本命の5弦ウクレレが
突然目の前に現れるなんて・・。

諦めようと思った。
買えないし買っちゃいけない。
すでにお1人が入札している。
現在価格 98,000円。

いままで、セニーザ5弦を手に入れる機会は何度もあった。
その都度、それなりの理由で見送ってきたが、
必ず後で後悔した。しかし、いつかは手に入るだろうと
楽観視していたら、セニーザ氏は共にウクレレを
製作されていたキャシー夫人を亡くされて以降、
新作のウクレレを市場で見掛けることがなくなったので、
おそらくウクレレ製作からご引退されたと見え、
ついに新作モノを手に入れることは不可能になってしまった。

そういう状況だから、今回のセニーザ5弦を逃したら、
二度とセニーザ5弦には出会う機会は訪れないかもしれない。
しかも今回のウクレレは、自分が夢の5弦ウクレレとしていた
まさにそのウクレレであり、トラ目模様が大変綺麗で美しく、
セニーザ5弦の中でもおそらく屈指の出来栄えの
個体であることは間違いないものだ。
ceniza5strings4

こんな貴重なセニーザを、スタート価格の98,000円程度で
奪われては絶対後悔するという思いが募る。
入札期日の間の2日間、あれこれ相当逡巡したが、
いよいよオークション終了時刻が押し迫ってきて、
居ても立ってもいられず、とりあえず適当な金額で入札してみた。
なんと運が良いのか悪いのか、最高落札者候補になってしまい、
オークションが終了するまでドキドキしていたが、
そのまま一度も競合することもなく、すんなり落札してしまった。
いつもは落札した後に、またやっちまった・・、みたいな後悔の
念が湧いてくることも多いけれど、今回はよかった~と思う、
安堵の気持ちが強かった。

さて取引に入ると売主様は新品のテナー用ケースを
用意してくださったり、大変丁寧で親切な方だった。
スムーズに取引が進み、週明けの火曜日に
憧れのセニーザ5弦が到着し、いよいよ対面する時が来た。

ケースを開けてウクレレを見た。
全体がこげ茶色でトラ目が美しい。
手に取ってみると、意外にヘッドが重い。
これはバレイメイドの5弦の方が軽いと思う。

バレイメイドの5弦のギアペグは銀色だが、
このセニーザには金色のギアペグが奢られている。
が決して、その金色がいやらしく感じない。
それどころか、豪華さをより一層際立たせている。
ceniza5strings3
楽器全体の色調、デザイン全てが見事に調和し、
品の良い、貴婦人のようなウクレレに仕上がっている。
ceniza5strings5
セニーザ氏がいかにセンスの良い優れた職人であったか、
その査証となる逸品だ。

ハワイ製のウクレレは作りが雑とか言う人がいるけれど、
ある方が自身のHPにて、セニーザ氏をして、
その仕事の正確さと丁寧さに『キチガイじみた律儀さの
ウクレレ作者』とまで言い切っておられたが、
このセニーザ5弦を見れば誰しもがそれに納得できる
だろうと自分は思う。

このセニーザ5弦、売主さまはほとんど弾かずに
保管していたとのことで、確かに音は熟成していないと
いうかまだ若い感じ。
しかし、ジャカジャカと弾きこむなんて、勿体なくて
自分には出来そうもないけれど、しかし弾いてあげなきゃ
楽器が可哀そうだし。
こんなジレンマに陥りながらも、ウクレレを飽きもせず
しばらくの間ずっと眺めていた。

このウクレレはセニーザ氏渾身の一作、
そして二度と手に入らない逸品だ。
終生大事にするつもり。
迷うことなく、我が家の家宝に認定です。

08/01 昨夜の練習風景


昨夜も子供が寝てくれて、落ち着いた1時間ほど
ウクレレ抱えて弾いてみた。

使うウクレレはカマカコンサートTikiだ。
カマカ本社で指差板交換修理&全体的な
リフィニッシュを受けてから、ピッチも完璧になり、
高音まですっきりと出るようになって、全体的に
いい意味で落ち着いていい感じなんだ。

さて、最近の練習課題はレッスン受けてた頃の
ものから、「レレの青い空」と「ハワイ」。

初歩的なことだが、3弦1-3-1というTAB譜だと
1~3へ行く場合、どうせ1に戻るのだから、
1はずっと押さえたままでいいのであるが、
1を離して3を押さえてしまうという指離しの癖があるので、
指を置いたまま、他の弦を押さえる運指の練習も
心掛けてやっている。
また以前はちゃっちゃと弾いていたが、適当なところも
あったし、不確実な部分もあるのに弾いたつもりに
なっていたので、確実に音を出してゆっくり弾くことに
専念している。
序々に適正なスピードに上げていこうと思っているが、
今はまだまだ。

「レレの青い空」はキヨシ小林さんの曲で、
楽しい曲、「Hawaii」はオータサンの曲でとても綺麗な曲。
T先生の模範演奏を思い出しながら練習してます。
今更ながら、レッスンに通っていたのは良かったと思う。
その他、ウクレレマガジンの付録についていた
リズムの練習とかもその日の気分でやってます。

しかしこの練習ネタは毎日、同じ内容だから
ブログのネタとして毎日は書けないからね。
今後も時々だけ、練習風景を紹介させて頂きますね。

では今日も良きウクレレライフを!

神様Ohta-sanのFaceBook


目敏い方はもう見つけているだろう。
神様Ohta-sanがFaceBookやってるのを。

といっても、さすがに本人がやってるんじゃなくて、
ハーブ・オータJr.の奥様が代理で、
Ohta-San情報を届けてくれている。

ハーブ・オータJr.の奥様は千尋さんといって、
お写真を拝見すると日系米国人のようだ。
とても可愛らしい方だよ。

彼女自身、ジュニマネ回想記というブログを
運営していてOhta-san一家の様子を色々と
書いてくれている。
ブログをみると、Ohta-sanは家族にとっては
とても気さくな面白いおじいちゃんなんだってことが
良く分かる。

彼女のブログによると、Facebookですでに「Ohta-san」という
ネームは使われており、Ohata-san自身が、
「ハーブ・オオタ・シニア」というネームのFacebookも
存在していると聞いてきたらしい。
このネームにはちょっと笑った。

さて、誰かが「Ohta-san」はすでに使われているので、
Ohta-San自身の希望で、「Herbert Ichiro Ohta」という名前で、
FaceBookを始めましたということだ。
友達検索したら見つかると思います。
ただし、友達申請は出来ないようになってます。

フレット音痴を修理する


ウクレレ・レッスンをやってた頃、あれはもうレッスンを
引退するちょっと前だったか、我がセニーザのオクターブ・
ピッチがおかしいことに気がついた。
開放弦と12フレットを比較した場合、チューナーが
開放弦でちょうど真ん中なら、12フレットでは思いっきり
右に振れてしまっていた。
いわゆるフレット音痴状態だ。

うーん、絶対以前はこんなんじゃなかったはずなのに。
クロサワ楽器から通販で購入した個体だが、購入した後、
ウクレレレッスン中に調べたと思ったが、思い違いだったか・・。
以前、12フレットにデッドスポットがあって、ヤマハを通じて
修理してもらったことがあるが、その時も何も言われなかった
けど、しかし音痴な状態は紛れもない事実なので仕方ない。

それからしばらく放置していたんだが、
セニーザさんがご引退なされて、セニーザ・ウクレレは
もう作られていないし、なにより、セニーザ・ウクレレには
自分自身、相当の愛着がある。
出費続きで自分の経済状況は破たん寸前ではあるが、
思い切って修理に出すことにした。
現在、修理費用と修理方法の見積もり中だ。

フレット音痴の場合、弦を張り替えたら直る場合が
あるという。または弦高を調整するのもありとか。
しかしこれは微妙な音痴だろう。自分のセニーザは
この程度の小手先修理ではたぶん直らない。
ブリッジのサドルの位置を調整するのも考えられるが、
サドルの上の溝を切り直してブリッジを再装着するってことは、
結局、ブリッジ自体を再作成する必要が出てくる。

現実的に考えられる一つの方法は指差し板を交換すること。
弦長(ナットからブリッジまでの長さ)を計って、ナットから
各フレットまでの寸法を計算して、フレットが適正な位置に
打ちこまれた指差し板に交換するという手だ。
カマカTIKIを指差し板の修理で、ハワイのKamaka本社に直接
修理に出して返ってきた時、指差し板そのものが新品の
ハワイアンコア製に交換されていたが、オクターブピッチも
完璧になって返ってきたので、この方法はかなり効果ありと
自分は思う。

もう一つの方法は、今の指差し板をそのまま使うことにして、
サドルを剥がして適正な位置に再接着する手だ。

フレット間隔の計算をする場合、
17.81715385.....という数字が必要となる。
この数字は
1/(1-1/1.059463094)=17.81715385......という
数式から導き出される数字だが、
理屈を説明するとややこしいので、定数として
覚えた方が良い。
理屈を知りたい方はネットで調べれば、
この数字の意味がわかると思います。
簡単に言うと、弦長を2の(1/12)乗で割っていったら
各フレットとブリッジの距離となるということです。

例えば会社に隠してあるLanikai LU21の場合、
弦長が445mmだ。
そのLanikaiのフレット間隔を計算してみると、
ナットから1フレットの距離は、
445÷17.81715385......=24.9753071...
つまり、約2cm5ミリ位が、Lanikaiのナットから
1フレットの距離となり、
1フレットから2フレットまでの距離を計算すると、
(445-24.9753071...)÷17.81715385.....=23.57417444..
ナットから2フレットまでの距離は24.975+23.574=48.549
約4cm9ミリ弱となるはずだ。

この様にフレット間隔は計算に基づいて割り振られる
ものだが、フレット音痴は、この計算寸法に合わせてフレットが
打ちこまれていない状態なのだから、逆に現状の状態で、
ナットから各フレットの寸法を測定して、その値から、
最大公約数的な弦長を決定し、ブリッジを位置を
定めるということだ。

しかしこれは、全てのナットからのフレット寸法に於いて、
全てのフレットが正しい音程を発することができる妥協ポイントを
探して、ブリッジの位置を定めるということなので、おそらく全ての
フレットが完璧な位置に収まるのは無理だと思うが、
まぁ、ウクレレはそれでなくても、3弦は微妙に合わないという
楽器なので、それほど神経質にピタッと合わなくて良いのだろう。
緩いところもウクレレの魅力だ。

フレット音痴修理を価格的に考えれば、指差し板を作り直すとか、
ブリッジを再製作するとかをしないで、今あるもので最善を
尽くす方法が良く、それを考えれば、後者のブリッジを剥がして
適正位置に再接着するのが、費用は掛るとしても、
それでもパーツを再製作するより、ある程度財布に
優しい方法だと思う。

アキオ楽器さんがハワイのウクレレは調整が必要と
主張されているが、それについて、大昔、ハワイの
ぷあぷあさんの掲示板で議論になっていたことが
あったのを思い出した。

自分も当時、ハワイのウクレレは調整が必要と主張される
アキオさんの調整とは如何なものかと、試しに
カマカのスタンダードDXを調整してもらったことがある。
結果、あまり出す前と変わらなかったと思うけれど、
それはカマカの品質の高さ故に実は調整する必要はあまり
なかったのかもしれない。
しかし、今回のようなフレット音痴問題に直面すると、
アキオ楽器さんのいうことも一理あるかもしれないとも思った。
しかしセニーザさんはきちんとした仕事をする人だから、
自分が保持している過程の中で狂いが生じたと思いたい。
妻のセニーザ・パイナップルについてはオクターブ・ピッチは
完璧であるという事実もあるんだから。

しかし、我がセニーザくんは金が掛るぞ。
以前、デッドスポットがあったので、修理してもらったことが
あるし。
音や木目は気に入って好きなんだけど、セニーザ製としては、
ちょっとハズレの個体だったのかもしれない。
そう思えば、このウクレレを購入したクロサワ楽器さん、
売る前によくチェックして売ってくれてたらと思うよ。
買った時は素人でよくわかんなかったんだから。
もう6-7年前に購入したんだから、今更、クレームじゃ
直してくれないでしょ。

しかし、こんなことで自分のウクレレ道は、演奏上達の道でなくて、
ウクレレ自体の知識ばかりが増えていく。
そんなつもりは全くないのに、演奏者ではなくて、
ビルダーの道を進むように。
確かに、幼いころからのプラモ作りやら鋸とトンカチを使っての
木工作に熱中し、BCLに熱中してラジオに夢中になり、
長じて今はパソコン作り、料理も嫌いじゃないと、
モノ作りはなんでも好きな性格なので、知らず知らずのうちに
そっちに行っちゃうのかな。

自分としては、仕事が終わって、夕食が終って、風呂にも入って、
子供が寝て、やっと自分の時間が持てたその時に、
のんびり一人で「ラヴィン・ユー」とか、のんびりポロンポロンと
弾いて、ほっこりしたいだけなのにな。。

プロフィール

ウクレレやってます。

kazu

Author:kazu
過疎ブログです。気が向いたら更新!

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