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空冷ビートルのつもりがうっかりポルシェ

空冷ビートルがポルシェ911になりつつある私、
今日も出物はないか検索。
新車は高い。なにせポルシェはオプション悪魔だ。
何もかもオプションでフルスペックにしようものなら、
オプション代だけで、軽く500万は超えるような車だ。
どこまでやるか、どこで妥協するか、とても難しい。
ともあれ、オプションがどうだとかより新車はとにかく高いのだ。
とすれば選択肢は中古車しかない。

で、中古車を探してみた。
これは2021年の夏の終わりごろの話である。
911の最新モデルは2019年に出た8世代目911の992である。
当然、992は選択肢から外し探してみた。
空冷ビートル繋がりで来てるから空冷ポルシェかなぁ。
サーキットの狼で有名な73カレラRSなんか当然手が出ないが、
欲しいポルシェの筆頭だ。
しかし、930とか古い空冷ポルシェだとメンテと故障はどうする、
かなりお高くつくのではという怖さがある。
ちなみにポルシェは最新のポルシェが最良のポルシェと
公言しているので、安心して乗るには年式は新しい方がいい。

さて空冷ポルシェでよく選択されるのは964みたいだ。
空冷の最終は993だがスタイルがいかにもポルシェらしいことも
人気があると思われる。
程度の良い個体が少ないのと程度が良ければそれなりにお値段も
ということで、旧車なのに値段は結構している。

ということで、空冷に拘らずに探すことにしてみる。
997や991の前期、後期、色々あって見てるだけで楽しい。
最近のポルシェでは水冷ながらターボ化していないNAエンジンの
991-1がいいと言う人もネットの中にはかなりいた。

あれこれ見ていて気付いたことがあって、それは写真の撮り方で
同じ車種でも随分と印象が違うということ。
上手に写真を撮って掲載されている車は魅力的に見えるし、
アングル等、その車の一番美しい角度や距離で撮られていない
車両は良いものだったとしても気が付かずスルーしてしまっている。
それに気づいて、自分の探す条件の車は丁寧に一台一台、
確認をしてみた。すると一台の車両が目に留まった。
2018年製991後期のカレラ4Sだ。
ポルシェセンターの認定中古車。走行距離は8千キロ弱。
色はポルシェの伝統的なカラーの一つである「GTシルバーメタリック」。
「GTシルバーは晴れでも雨でも最高に美しい」とされる色で、
ポルシェ911に乗るなら白かシルバーと思っていた。
黒は魅力的で精悍だけどやはり汚れが目立ちすぎる。
売り主はポルシェセンター浦和さんだが、写真のアングルが悪いのか、
見た感じあまり目立たない存在だったと思う。
しかし、よく見ると車種、走行距離、程度から判断するに、
お買い得と思われる値段設定になっていた。

早速メールで問い合わせし、その後何度かメールでやり取りをした。
そして丁度、栃木県へ出張する機会があったので、行く途中に
車両を見に行くことにした。
JR南浦和に着くと、お迎えに来てもらった。
なんと、オレンジ色の派手なGT3。もう目立つ目立つ。
GT3urawa

そして店舗にて実車確認。綺麗な個体で傷もない。
urawa991
私は911は初めてだ。エンジンを掛けてもらった。
吹き上がる伝統の水平対向6気筒エンジンの音、、素晴らしい!!
内装も至って綺麗である。

実物の迫力、やはり凄い。
僕は有頂天になってしまっていた。
とりあえず現車確認のつもりが、これは買いたいに変わった。

高級店慣れしていない私は試乗も言い出せずいきなり買うモードに突入。
店内で色々と話を聞いて、いつ売れてしまうかわからないという、
仕事の売り買いなら動じない売り側典型の殺し文句にも動揺し、
気が付けば言われるままにそそくさと手付金を払うに至っていた。

あっという間に時間も過ぎ、駅までの送りの車はタイカンターボを出してくれた。
タイカンはもう電気自動車そのものだ。本来音も出ないし、
走りもなめらかそのもの。
しかし、僕はこういう車は悪いけど好みではない。
それはたぶんとても速いんだろうけど、
「ガソリン臭くてね、燃費が悪くてね、音がいっぱいでる、
野性味あふれるクルマが好き」と言った豊田章男社長と同意見なのだ。

その後、出張を終え帰宅し、メールや電話でやり取りし、
車の代金を一括で支払った。後は納車を待つだけ。

そしてついに2021年12月の年末、ついに納車。
nousha991
晴れて私は2018年製ポルシェ911カレラ4Sのオーナーとなりました。

あれから1年半、妻を乗せて週末天気が良ければ
あちこちドライブしている。
今年5月に2回目の車検を通した。
燃費も悪くないし、アクセルをグッと踏み込んだ時の化け物じみた
吹き上がりにはゾクゾクする。運転していて面白い。ドライブが楽しい。

空冷ビートルから考えるとかなり方向性が違うけど、
乗ることはないだろうと思っていた車のオーナーになった自分。
これだから人生は面白いんだ。
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空冷ビートルのつもりが気が付けばポルシェ

空冷ビートル購入が大きく躓いた私、その後も
自分自身、諦めきれずにいたのか、気が付けば
ネット検索をしていたが、やはり納得できる車両が
見つからない。
東京八王子のガレージ・タイプワンさんにいい感じの
車両が売りに出されていて、メールでやり取りをしていたが、
なんとなくあちらが売りたくない感じがしたので諦めて
他を探してはみたもののいい感じの車両はずっと見つからず。

検索し探す、いつもの車両たち。
まあ、古い車なのでバンバンと新しい車両が掲載される
わけもなく、大体いつもと同じメンツ。

検索ばかりでなく空冷ビートルの生い立ちなんかも色々と
見たり、空冷ビートルに関するブログを読んだりしていた。
ビートルは元々ポルシェ博士が開発した国民車だけど、
ポルシェの名前にふと惹かれた。

自分はカイエンを持っているが、純粋なポルシェと言えば
やはり911カレラだろう。
911こそ、空冷ビートルの究極進化版と言えなくもない。

ふーん、911か。
値段と実用性を考えれば、荷物は乗らないし、4人乗りとはいえ、
決して後部座席に余程我慢すれば別だが、大人2人は座れない。
僕にはこんなサラブレッドの純粋スポーツカーはいらない。

しかし、例えば動画サイトで清水和夫氏のチャンネル、
「StartYourEngines」などのポルシェ検証動画とか、
中古車販売店のロペライオチャンネルとか、様々な動画や、
ブログやSNSを見ているうちに911も悪くないと思い始めた。
えっ、911、私は本気で買うつもりなのか??
どうする、俺。

空冷ビートルに涙する


以前、空冷ビートルが気になるっていうブログを書いた。
あれから主にネットで検索しながら、いい個体がないか
探していた。
愛知県に1台、気になる車両があった。
業者に問い合わせると、僕の希望の色に全塗装し、
内装もリペアできるという返事だったし、見積もりをもらうと
170万円ぐらいだったので前向きになり、前金で全額支払った。

その後、すぐに金を振り込んで、それからちょくちょく、
納車に向けて塗装やリペア状況を問い合わせていたが、
どうもなかなか進まない。

心配になって友人と店のある愛知県までBMWX3を
駆って行ってみた。
作業はほとんど進んでおらず、工場も動いていない感じで
益々不安は募った。
一応、店長とあれこれ話をして早く納車するように念を押し、
店を後にしたが、不安は大きかった。

結局、代金を支払って10ヶ月経っても状況は変わらず。
店主に怒りの電話をし代金の返金を求めるも金はすでに
使ってしまってないとの事。

ここに至って弁護士と相談し代金を取り返す手段を検討し、
色々と店主と話をした結果、手荒な事はせず穏便に、
月賦にて代金を返金してもらうことになった。

本棚には40年前に購入した「われらがワーゲン」とか、
トミー毛塚氏の「VWハンドブック」とか本はそろっているのに、
実物のビートルには手が届かない。
買ってはいけないという天の啓示なのかもしれない。
こうして私の空冷ビートル購入の夢は儚くも潰えたんだ。

ポルシェカイエン957ターボ


自宅用にポルシェカイエン957ターボを所有している私。
今年の年末に車検を迎える。
この車は2009年製なので今年で12年経つことになる。

ポルシェカイエンはまたまたモデルチェンジするらしい。
外観も957とは違うし内装もボタン等がなくタッチパネル方式、
まさに今どきの仕様。

957の内装はナビは変えているが今のハイテクバネルに比べると
なんとなく古臭いのは事実だ。
しかしターボなのでアルカンターラを贅沢に使用している等、
贅沢な造りになっている。

無理して買おうと思えば新型カイエンも買えなくもないが、
ネットであれこれ検索し色んな人の意見も見聞してみたら
意外に957の特にテールの曲線とか、造形が好きと言う人も多くて、
そしてなによりエンジンも魅力的だ。

現在の車はダウンサイジングターボ採用が主流だが、
この車はV8、8気筒エンジン。
ツインターボで500ps、トルク71.4kgmを発生し、0-100km/hを
5.1秒で駆け抜け、最高速は275km/hに達する。

あきらかに日本国内ではオーバースペックで、今の世の中でも
これほどのエンジンを積んだ車はそうはない。

低温のしびれる排気音、バックミラーに映る姿、後ろから眺める姿、
どれもすごい迫力だ。

色々思えば、957ターボは素晴らしい車じゃないか。

ということで、当分、メンテをしっかりしながら乗り続けることにした。

ヘッドライト内に水がたまるとか、センサーが壊れて走らなくなるとか、
大きいところではカルダンシャフトとか、有名どころの故障は
大体把握しているが、今のところうちの957は発生していない。

一応、自宅用なので主に妻の買い物用のクルマと化してしまっているが(汗、
これからも大切に乗ります。

ポルシェセンターさん、今回も車検をよろしくお願いします。

BMW X3


僕が普段使う車はフォレスターXTだ。
SH5という型で3代目のフォレスター。
調べると2017年の5月に(株)G−PARK三鷹に中古車で
販売していたものを購入したものだ。
あれから3年、距離数も39,209kmだったが現在は
84,000キロを超えた。3年半で倍以上は走った計算だ。
この車の気に入ってるところは、
・気軽に乗れる、
・荷物が結構つめる。
・230PSあるのでかなり加速も良いし速い。
特に不満はない車だが、距離も走ったので、
買い替えようと思いたった。

次の車は何がいいかなぁと考えネットで探す。
新型ハリアーなんかいいかなぁと思ったが、
すでに結構見掛けるので面白くない。
レクサスRXやNXは溢れすぎて全然面白くない。
マツダのCX5も乗ってたからいらない。
そうだな、国産車はいらないな。
かといって外車で欲しいSUVがあるかと言えば特になし。
ポルシェのマカンは気軽にとはいかないし、
カイエンはカイエンターボが嫁の車だからいらない。

何かないかなぁと思いながらネットの中古車情報を
眺めていたら、ふと、BMW Xシリーズが目に留まった。
SUVはX1~X5まである。
X1,X2は普段乗りに最適だが少し狭そう。
かといって車幅が2.0mを超えるX5は日本の駐車場事情を
考慮したら現実的でない。とすると車幅1.89mのX3が
候補ということになった。
もともとBMWは今まであまり眼中になかったメーカーだが、
画像を眺めて車全体を詳しく調べているうちに良くなってきた。
X3の中でも狙いはxドライブ20d xライン ディーゼルターボか、
xドライブ20d mスポーツ ディーゼルターボだ。
新車だと750万ぐらいするらしいが、中古だと500万を
切ったのもある。

気に入った車両で近隣にあるものを探すと
値段と共にいい感じの個体があった。
2018年度のxドライブ20d xライン ディーゼルターボ、
走行距離6,000kmだ。
早速販売店と連絡を取って9月の連休に見に行くことにした。

当日、連休の最中、イオンモール鳥取北の
LIBERALA リベラーライオンモール鳥取北店さんを目指す。
イオンの中に屋内展示場を設けている珍しいお店だ。
屋外展示ではないから車の保管環境についてはいいと思う。
道中は激しい渋滞だがイオンは空いていた。
商談が進めばフォレスターを下取り査定してもらう為に
指定されたあたりに運よく駐車できた。

中に入ってすぐに店舗がある。
ここは外車の中古車専門店だ。ずらりと様々な外車が展示してあった。
アウディ、VW、Jeep、etc~。
イオンは好きではないが、ここなら時間潰しも
苦にならないだろう。

ガリバー1

店舗の一番奥にお目当ての車両があった。
xドライブ20d xライン ディーゼルターボ
黒でメッキが輝いて非常にゴージャスな車だ。

そしてその横に昨日までネットに載っていなかった
車両もある。
xドライブ20d mスポーツ ディーゼルターボだ。

ガリバー

ネット情報によるとxラインとmスポーツの人気は3:7らしい。
xラインは外装はあちこちにシルバーのメッキが施され、
ブラックの塗装に映えて美しい。
内装のダークブラウンのシート等、高級感がある。
かたやmスポーツは内外共、シンプルに黒で統一され精悍な印象。

もうこの時点ですっかり買う気になっていた僕は
迷いに迷った。
見た目派手なxラインか渋い黒で統一されたmスポーツか。

目が左右にキョロキョロ。悩む悩む。
正面から見るとxラインのほうは車幅が広く見えるというか、
車体が大きく見える。
比してmスポーツの方は締ってみえて車高も若干低い。

msportsxline

xラインは田舎では目立つだろうなぁ、
さりげなくBMWに乗りたいなぁとも考える。
大人しくのんびり乗るならxライン、スポーティに乗るなら
mスボーツ。そう考えると段々気持ちがmスポーツに傾いてきた。
走りそう感じから言えばmスポーツだろう、
xラインはどっしりと重たそうな印象を受ける。
mスポーツはステアリングもxラインのものより太い。
色々と話を聞くとmスポーツのサスペンションも
xラインのノーマル仕様に比してスポーツタイプ仕様だそうな。
元々、xラインとmスポーツの差をよく理解していなかったが、
mスポーツの方が僕の走りに適していることが分かってきた。

スタイリング、走りの性能、共にグッとmスポーツに傾いて
気が付いたら見積もりしてもらってた。
フォレスターの査定も含めて(ほとんど価値はないけれど)、
税込み500万を切って契約。

フォレスターのように気軽に乗れないかもしれないが、
一応、普段の足としてしっかり使う予定。
納車後、正規代理店にてBMWのドライブレコーダー
Advanced Car Eye 2を取付予定。
納車予定は10/10~11ぐらいとのこと。

突然ですが、私、BMWのX3のオーナーになります。

プロフィール

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kazu

Author:kazu
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